韓国語翻訳の勉強始めました!! (たまに英語学習も。。。)

2年後に韓国語翻訳の仕事を始めることになりました(予定)韓国語全くの初心者が独学でどこまで翻訳の実力をつけられるのか、勉強過程を綴っているブログです。

『・・・になります。』はバイト敬語

言葉は常に変化する。

少し前まで使われていた言葉も今では使われなくなることなどよくある。

 

 

漢字の読みだって、少し前まで間違いだったものが

今では正解になる。

 

例えば、『早急』。

正しい読みは、『さっきゅう』。

けれど、『そうきゅう』と読み間違える人が増えたため、

今では、『そうきゅう』も正解。

 

『重複』。

これも正しくは、『ちょうふく』。

でも、『じゅうふく』と読み間違える人が多いため、

これまた『じゅうふく』も正解。

 

『8割以上の人間が正解と認識した時点で間違いが正解になる。』

と言っている有識者もいた。

 

これと同じく、敬語もどんどん変化している。

 

外国人と仕事をしていた時、

『日本のお店に行ったとき、こちら○○パスタになります。

 と言われた。

 何か変わるのかと思って少し待ったけど、

 その料理がそれ以上変わることはなかった。

 

 なんで?何かに変わるんじゃないの?』

と聞かれたことがあった。

 

当時から、すでに『○○になります。』と言って注文した品を出す

店員が多かったし、よく聞く言葉だった。

 (他にも、『レシートになります。』とか『○○円のお釣りになります。』等

 ほんとは正しくは、『○○です。』、『レシートです。』、『○○円のお釣りです。』となる。。。)

 

でも、これを外国人に聞かれたとき、

何が問題なのか分からなかった。

 

 

『料理が何かに変わるって、なんで思ったの?』と聞くと、

 

『○○になりますというのは、

  私は将来プログラマーになりますとか、

  この水は今から氷になりますとか、

  状態が変化するときに使う言葉だと

 日本語を習ったときに教えられた。

 

 だから、○○になりますと料理を出したということは、

 その料理は、そのお皿の上でさらに何かに変化するということでしょ?』

と言われた。

 

 

ん????変化する????

 

日本語辞書で調べたり、ネットで検索した結果、

その外国人の指摘通り、『○○になります。』という言葉は間違い。

敬語ではない。

 

『なります』の原形は、『なる』

『何かになる、変化する。』ということだ。

 

なぜ『○○になります。』が敬語として誤用され広まったのか、

それはネットでもたくさん記事があるし、

諸説あるっぽいので省きますが、

私は日本語ネイティブのくせに、外国人に指摘されるまで

何も疑問を感じていませんでした(^-^;

 

たまーーに、『外国語を習う時、ネイティブに聞くな。』と聞くけれど、

こういうことなんでしょうね。

 

言語専門家以外、正しく認識し説明できる人はいない。

ネイティブは子供の頃から使っているから分かっていると思うけど、

『使う』のと『人に教える』とのとでは訳が違う。

 

学生時代英語を習いたての頃、

『 a 』と『 the 』の使い分けが分からず、

たまたま学校にいたアメリカ人の英語教師に

『 a 』と『 the 』はどうやって使い分けるのか聞いたところ、

 

『慣れ』、『雰囲気』等と言われました。

その時、『えっ!???』と驚きました。。。

 

アメリカ人英語教師は日本語が片言だったし、

中1の私は英語習いたての英語ど素人。

日常会話ですら意思疎通が図れないのに、

『説明』を求めたことが間違いだと諦めました。

 

その数年後、自治体の公的図書館で

『英語の前置詞の使い分けについて』というような

本を見つけました。

 

そのなかに、『 a 』と『 the 』の使い分けについて説明がありました。

その本を書いた人は日本人で、大学卒業後渡米し、

20年間アメリカで英語を学び働き生活をしている人でした。

 

やはり、ネイティブに『 a 』と『 the 』の使い分けを聞いても、

『慣れ』、『雰囲気』と言われたそうです(^-^;

 

ところが、その方が調べたところ、

『 a 』と『 the 』の使い分けについては、分厚い本を1冊半書けるくらい

厳密には詳細に違いがあるそうです。

 

その方は、『それらを全部書いてもいいが、知ったところで何の役にも立たない。

英語を学び使う上で、これは絶対に知っておくべきということだけ書き記す。』

とお断りの文章を書いたうえで、『 a 』と『 the 』の使い分けの説明を10ページほどにまとめていました。

 

 そこで私が役に立った情報。

・例えば、英語の小説を読んでいるとき、

 はじめて登場する人を紹介するときは、『 A  man 』となる。

 そしてその後、『 He  has  black hair and.......』どうのこうのと、

 『 A  man』の見た目や年齢、職業等の説明が入る。

 

 そこで読者は『 A  man  』を認識する。

 読者が認識した後、再度その男を書くときは、『 The  man 』に変わる。

 『はじめて知った人を書くときは、『 a 』を使い、

  誰のことか読み手が認識したら、『 the 』を使う。

 

・なんのことか説明不要な唯一無二の物は、

 はじめから『 the 』を使う。

 

 例えば、『月』、『太陽』、『木星』、『土星』等、

 『月といえばあの月だ。』等、全ての人間が

 『○○といえば、あれ以外にないだろう。』という場合は、

 はじめから『 The 』を使う。

 

 A市には警察署が一つしかない場合。

 A市の市民にとって『警察署』といえば、A市にあるたった一つの警察署のことと

 なる場合は、はじめから『 The police station 』となる。

 

 A市に警察署が2つあった場合。

 A市の市民にとって、『警察署』と聞いただけでは、『警察署1』のことか

 『警察署2』のことか分からない。

 

 この場合は、一度目は『 A  police station1....』と『 a 』使い、

 その会話を聞いている人が『今は警察署1のことを言っている』と認識したら、

『 the 』を使う。

 

他にも色々書いていたけれど、忘れてしまった。。。(._.)

 

これくらい覚えておけばいいかな、

後は、『慣れ』と『雰囲気』だよ!(^^)!

 

 けれど、いまだに少々混乱する物がある。

 それは、りんご等の果物や魚介類等について

 

 例えば、『りんご』と聞くと、果物の赤いりんごを思いつく。

 これは『○○と言えば○○』に当てはまる、『唯一無二』の存在の気がする。

 だから、はじめから『 The  apple 』と『 the 』を使っていい気がするけれど、

 これは間違いなんだそう。

 正しくは、はじめにりんごのことを言う時は、『 An  apple 』と『 An 』を使う。

 

 なぜならば、りんごは、たくさんあるから。

 『りんご』と聞いて頭に思い浮かべるのは一つのりんごだけど、

 Aさんが思ったりんごAとBさんが思ったりんごBは違う。

 その他にも、りんごの気になっているりんご。

 スーパー屋果物屋で売られているりんご。

 とにかく、色々なりんごがあり、『りんご』という言葉一つでは、

 どのりんごのことを言っているのか分からない。

 

 だから、はじめは『 An apple 』と『 an 』を使う。

 

 『There is an apple on the desk. 』と言い、

 その場にいる人が皆、『今は、机の上にあるりんごのことを言っているんだな。』

 と認識したら、『 The  apple 』と『 the 』になるんだそう。

 

 このような理屈から、『タコ』、『イカ』、『アナゴ』等のことも

 『海を泳いでいる状態のタコのこと?』、

 『目の前にあるお刺身のタコのこと?』、

 『釣り上げられた状態のタコのこと?』等

 どのタコのことを言っているのか分からない場合は、

 はじめは『 a (an) 』を使い、その場にいる人間が『○○のタコのことだ』

 と認識したところで『 The 』を使う。

 

 

外国人が悩む『てにをは』の使い分けだって、

明確な使い分けができているわけではないし、

説明も出来ない。

それでも日本人は日本語が使えるし、

外国人が『てにをは』の使い方がおかしくても何が言いたいのかは伝わる。 

『てにをは』の使い分けは『慣れ』と『雰囲気』でしょ。。。

それと同じで、『 a 』と『 the 』の使い分けが多少おかしくても

許してもらえるかな。。。。。

 

言葉は『慣れ』と『雰囲気』、

そして、意思疎通が図れればそれでいいのよ♪

 

とは言え、外国人に、

『日本人は間違えた日本語を使ってる人が多い。

 私は日本に来た理由は、正しい日本語が使いたいから。

 がっかりだ。』

等と言われるのは申し訳ない気持ちになる。

 

2020年の東京オリンピックの時は、

多くの外国人を日本に迎えることになるだろう。

 

その時に、『何、その日本語? 日本人が変な日本語を話している。』

と言われないように、出来るだけ正しい日本語が使えるように

私も自分の使っている言葉を見直そう。

 

 

※『・・・になります。』はバイト敬語と言われるもの。

 

 『・・・になります』が誤用された理由1:

 正しく『○○です。』と言うと、冷たい印象を与えるため、

 冷たさをとろうと考えた結果、このように言うようになった。

 

 『・・・になります』が誤用された理由2:

 今日本のサービス業は少しのことでもすぐに大きなクレームに発展する。

 クレームをさけるため、より丁寧さを求めた結果、

 このようなおかしな言い回しが増えた。

 要は、過剰にサービスを求める今の社会のせいでもある。。。

 

 間違えた言葉を使う自分たちを正当化するのはいけないことかもしれないけれど、

 色々考えた結果に出来た、『バイト敬語』、『接客敬語』。

 

 言葉は生き物。時代時代で変化をするのは仕方がないのかもしれない。。。。